ラジオヤジの日記 音楽制作

僕はクラシックギターがキライだ

僕は今、音楽活動は一人でやると決めている。
過去には卒業した音楽学校の関係者の皆様に向けて、クラシックギターの作品を書いたりもしたが、今後、そういう活動はやらないとも決めている。
なぜ? ギター曲を書いているとき、なんだか自分の中に「認めてもらいたい」みたいな、クソみたいな感覚があるってことに気づいからだ。
別に僕は、自分の作ったギター曲を認めてもらわなくたっていい。

音楽の世界って、ちょっと変。特にクラシック系は、かなり変。
上下の関係が強くあって、先生や先輩が絶対的な権力を持っていたりする。
で、大先生の前で演奏したら、いきなり叱られたりする。「君、そんな演奏はダメだよ。それはバッハじゃないだろう」みたいな。
僕は、そういうのが、とことん嫌になった。だって、それって単に、演奏がその先生の好みに合わないってだけの話でしょ。
どんな演奏でもいいじゃん。みんなが自分が弾きたいように弾けばいいじゃん。なんで、いちいち人の音楽を貶す(けなす)のか。
貶すのは、大先生が「自分の優位性」を誇示するためじゃないのか?
なんで音楽で、いつまでも「権力争い」をやってなくちゃいけないのか? 僕には、よくわからない。 (僕は今、大変恐ろしい発言をしている。しかも誰もが見ることのできるブログに書き残している。書きながら、ふふふ、と笑う僕がいる。)

僕は、ほぼ洋楽しか聴かない。海外のヒットチャートのチェックが、僕の音楽生活の中心だ。
クラシックギターの学校を卒業したけど、クラシックギターは好きじゃない。...というか、正直、ほとんど聴かない。
クラシックギターの曲は、絵にたとえれば「水墨画」だと思う。洋楽はCG、あるいは現代アートだろう。
クラシックギターの曲を聴いても味気ない。 音に色がない。 そんな感じがする。

基本的に僕が好きなのは洋楽だ。最新のテクノロジーとテクニックが詰まった楽曲だ。洋楽を聴いていると興奮する。陶酔する。
洋楽を聴くのは、ただただ快感だ。それはもう言葉にできない。アドレナリンか何か知らんけど、脳内にドバッと何かが分泌される感じ。

そもそも僕は、音楽=歌だと思っている。
そして、基本的にオリジナル音楽が心地よい。
自分が作った歌を歌うのが好きだ。自作のインストルメンタルを聴くのも好きだ。

でも、そんなことを言うと、ギターの仲間達からは白い目で見られるんじゃないかな。たぶん。
「あいつは音楽わかってない」って貶されるかもしれない。
「レベルの低いオリジナル音楽をやっているヤツ」って笑われるかもしれない。

1年ほど前だっけ、僕の作ったギター曲を、音楽学校の先輩が演奏してYouTubeにアップした。
そしたら、その動画を見たギターの音楽学校の後輩が、「この曲はレベルが低い。和音の使い方が稚拙だ。自分の作った曲の方が優れている」ってコメントを付けてきた。要するに権力争いを挑んできた。
後輩が先輩の曲を貶(けな)してきたのだから、これは「下剋上」である。むむむ、ゆゆしきこと。
はい、わかってます。(笑) キミの作品を聴いたけど、確かに和音の使い方が僕より、はるかに上手だったよ。明らかにキミの勝ちだよ。
で???

これ、要するに「貶し合い」。あいつよりオレの方が上手い。こいつよりオレの方が上だ。
だって、あいつ、こんなひどい曲創ってるんだぜ、あんなひどい演奏してるんだぜ、笑っちまうよな。
...音楽のグループの中では、延々と、この「貶し合い」が続く。

ギターに限らず、音楽の世界では、今日も、あちこちで、貶し合いと権力争いが繰り広げられている。
常に演奏に、演奏者に「順位」が付くのである。順位を付けないと気が済まない。そして、そこには常に「上下関係」が存在する。
音楽の権力争いがケンカや仲間割れに発展することも頻繁に起こる。先生や先輩が仲間割れすると、生徒や後輩は、ひたすら困惑する。

僕は音楽の権力争いはつまらないと思う。 音楽や演奏者に「順位」を付けるって感覚に、僕は興味がない。
だって、結局のところ音楽って「好き嫌い」でしょ?
ってことで、申し訳ありません。僕は「音楽の権力争い」から降りさせていただきます。
皆様、ごきげんよう、サヨウナラ。

もう60歳、先はそれほど長くない。
このあとも、僕は、自分がやりたいと思う音楽を一人でやる。
僕は、勝手に一人で、自分の好きな洋楽を聴きまくり、自分で歌を作って歌う。
ブキミなお経の音楽を創ったりなんかして、YouTubeにアップする。評価なんていらない。聴きたいと思う人が聴けばいい。
そんだけ。(笑) (By RadiOyazi=長谷川雅一)

-ラジオヤジの日記, 音楽制作

Copyright© ラジオヤジのサイト , 2019 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.